センバス・グループ 島によせる波 島から寄せる波 島から広がる波

農業を通じて人材育成 - 農業研修生

センバス・グループの人材育成

世界につづく“大きな空の小さな島”、地球全体の贈り物。
生命の奇跡である一人ひとりの子どもたちが、
“ひと”“自然”と“交わるちから”を育むため…

センバス・グループは屋久島に校舎を構える学校法人KTC学園「屋久島おおぞら高等学校」を支援しています。既存の学校の枠に収まりきらない、個性豊かな生徒を含め、年齢にこだわらず幅広い人々へのきめ細やかな個別学習、心理支援を実施します。世界自然遺産・屋久島の大自然を活かした体験教育や、屋久島で自然との共生を実践している地元の人々との交流プログラムを実施します。屋久島そのものがもつ溢れんばかりの生命力により、未来という一人ひとりの内なる「生きる力」を引き出し、未来という「おおぞら」に羽ばたく人間形成をめざします。

集団生活の苦手なST(スペシャルタレント)気質の若者たちが、懸命に努力して、高校卒業資格を取得しても、その先の進路が閉ざされていては、社会の一員として活躍することはできません。私たちはこの若者たちの未来に責任を負うために、農・林・漁業という第1次産業の分野へも、卒業生の進路を確保すべく、準備を進めています。こだわりや自分のペースが許容される農業を中心とする第1次産業はST気質の若者にとって、自らの能力を発揮しやすい分野なのです。

第1次産業で作り、それを加工して、販売・サービスへと発展するプロセスを一元化することにより、第1次・第2次・第3次産業をミックスした『第6次産業』が創出できます。センバス・グループはこの第6次産業を定着させることで、卒業生たちの進路を農業研修生という形で確保し、また、貴重な「島のたからもの」と伝統を守り継いでゆく貴い人材も育成できるのです。